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zoom RSS 民主党の謝罪文

<<   作成日時 : 2006/03/16 17:28   >>

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 15日の新聞各紙に掲載された民主党と永田寿康議員の連名による謝罪文を読んで,何という悪文なのかと思う。最近,公の文章で,この程度の悪文は普通のことのようになっているものの,目にするたびに,書いた人の国語力の程度の低さと,ひいては頭の悪さが感じられて,憮然とする。
 揚げ足を取るつもりは無いが,具体的に指摘すると,こういう所だ。
 まず,本文の第一段落は,1段落=1センテンスで,128字に及ぶ長い文になっている。その中で,「予算委員会や党首討論における質疑、または報道を通じて、あたかも三〇〇〇万円がライブドアから武部勤氏の次男の金融機関の口座に送金され、ライブドアの資金が武部幹事長周辺に流れたと指摘しましたが」という部分を取り上げたい。
 「予算委員会や党首討論における質疑、または報道を通じて」は「指摘しましたが」に係ると考えられるが,「または」は,通常では選択を示す接続詞で,「どちらか」ということになり,また,「報道を通じて」〜「指摘しました」というのはおかしい。とかく,センテンスを長くすると,接続や係り受けの関係がおかしくなり,論理的に辻褄が合わなくなりやすいことだ。
 「あたかも」の用法も疑問だ。「あたかも」は,〜の「ように」,〜の「ごとく」といった比況の助動詞と呼応する副詞のはずだが,ここでは「あたかも」〜「流れた」というつながりになっている。
 党首討論をおこなったのは前原誠司代表であるにもかかわらず,この部分の主語は「衆議院議員永田寿康及び民主党は」となっているだけで,前原の名は出てこない。謝罪文全体が民主党と永田議員個人の名によって出されていて,前原代表の責任はどうなっているのか,疑わしいかぎりだ。
 次に,第三段落の第1文「名誉毀損にかかる国会での発言部分は議事録の削除を申し出させていただきます」。これは,「申し出ることにいたしました」だろう。謙譲表現のつもりかもしれないが,使役の助動詞「させる」を使う所ではないし,「いただく」ことでもない。
 文章は,人の思考や感情の内容を表す。民主党と永田議員は,謝罪文を出したものの,思考の整理はまだ出来ていないようだ。

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