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zoom RSS 格差社会の問題点

<<   作成日時 : 2006/05/03 21:37   >>

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 自由競争の社会では,受験にせよ,企業活動にせよ,競争が有ることで目標に立ち向かう意欲が駆り立てられ,社会は活性化する。優勝劣敗の結果,その間に格差が生じるのは,当然のこととして認められなければならない。しかし,今日,格差社会が問題にされるのは,それとは別の視点に基づくことで,小泉首相にそれが理解できているとはと思われない。
 まず,競争の機会が平等に与えられ,真に優勝劣敗の結果になっているのか,敗者は,当人の能力や努力の不足だけに因るものなのか,ということだ。小泉首相は,敗者にも復活のチャンスが有ると言うが,今の社会構造では,いったん負け組に入ると,復活が覚束無い点が多々在る。失業者は,有利な条件での再就職はなかなか望めない。
 敗者は,当人だけでなく,その子までが,家庭の経済的な格差によって,教育を受ける機会が平等に与えられず,初めから競争に参加できないという実態は,その最たるものだ。言わば,勝者と敗者は世襲される。明治以降,身分制度が廃止されて,それまでの低い身分層の中からでも優れた人材が輩出したのと異なり,現代は,親の経済力による新しい世襲的な階級制度が生じているとさえ言えよう。
 次に,高齢者の問題が在る。子や孫からの支援が受けられず,蓄えも乏しく,年金のみに頼って生きなければならない高齢者の暮らしのレベルは下降する一方で,高額の宝くじでも当たらない限り,復活のチャンスは,絶対に無い。加えて,心身障害児者は,無策の国家経済の下で福祉施策が後退している現状では,絶望的な情況に追いやられようとしている。当人の努力とは関わりの無い所で生じている社会的な弱者が置かれている格差を埋めようとする姿勢は,小泉首相にはまったく見られない。
 その格差をさらに拡大するのが,必須のこととされている消費税率のアップだ。弱者には苛酷で,優者に甘い税制,受益者負担の名の下に自己負担金の増す各種保険制度,ただでさえ生活に苦しむ経済的な弱者にとって,加えて生活必需品に掛かる高額の消費税は,直接,暮らしに重くのしかかってくる。
 要するに,弱者切り捨て,強者中心の今の政治が,ポスト小泉によってどう変わるものか。このまま進めば,弱者は一揆でも起こすほかはない,と言えば,今度は,共謀罪で検束されることになるのだろうか。

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