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zoom RSS 「何でも有り」の風潮

<<   作成日時 : 2007/01/12 20:00   >>

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 6日夜,フジテレビから放映されたバラエティー番組(「めちゃ×2イケてるッ!」)の中での,昨夏の全国高校野球大会の優勝校・早稲田実業の宿舎を舞台にした「悪ふざけ」に関係者が不快感を示し,日本高校野球連盟は,「教育の一環として行われている高校野球の目的から著しく逸脱する番組構成で誠に遺憾」とする抗議文を同局に送付したことが,11日の各紙朝刊で報道された。
 私は,その種の番組に興味を持てず,観ることも無いので,軽々しい批判は差し控えるが,フジテレビのバラエティー番組というと,3年半前の番組(「水10! ワンナイ」)で,プロ野球・福岡ダイエー(現ソフトバンク)の王貞治監督の顔の模型をあしらった便器の口から水が出てお笑いタレントの尻を洗浄するシーンが問題になったことを連想してしまう。そのときは,ダイエーが出場する可能性の高い日本シリーズの放映権獲得に影響することを惧れ,フジテレビでは,慌てて関係者に謝罪を重ねたようだが,今回は,宿舎の紹介が中心で,個人の尊厳を傷つけるほどの内容ではなかったようにも思われる。
 しかし,田名部和裕・高野連参事によれば,「高校生が一心不乱に活動したことを、面白おかしく扱い、高校野球を著しく踏みにじる構成。笑いのネタにしても遺憾な内容」(時事通信)だという。
 私が知る範囲でも,視聴者が面白がりさえすれば良いと,軽薄で下劣な内容を垂れ流す番組やタレントが在る。そこでは,視聴者に対する媚びとともに,面白がってもらえるという思い上がりも感じられる。年末の「NHK紅白歌合戦」での裸騒ぎにしても,NHKの権威に挑戦するという側面が在ったにせよ,思い上がった軽薄な発想が生み出したものだとしか言えまい。
 芸能性や諷刺性のかけらも無い,刺激的で面白ければ「何でも有り」の横行により,感性が麻痺している視聴者も少なくないように思われる。軽薄・下劣なものを笑って観ることに慣れてしまえば,人の尊厳を重んじる感覚や,真摯なものに対して感動し,敬意を払う気持ちは,喪われるのではなかろうかと苦々しく思う。底知れぬ怖さを感じさせられる近年の多くの事件の背景には,そのような風潮が一因として在るとも思われる。

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