ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 気になる表現

<<   作成日時 : 2007/05/05 19:24   >>

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 スーパーの店内放送で,「○○(店名)を御来店御利用いただき,ありがとうございます」と繰り返されている。「○○(店名)を御来店」とつながる部分に引っ掛かった。「○○(店名)を」は,意味としては,あとの「御利用いただき」に係るのだろうが,間に「御来店」が入っているので,違和感を覚える。ここはやはり,「○○(店名)に御来店」として,そのあとに読点を入れ(一呼吸置いて),「御利用」につなぐのが自然ではなかろうか。
 たかがスーパーの放送に難癖をつけることもないが,4日付の「朝日新聞」第1面でのお知らせ記事は気になった。4日,5日は祝日なので,「夕刊は休ませていただきます。」 また,6日(日)は新聞製作を休み,「7日の朝刊は休刊とさせていただきます。」 というものだ。使役の助動詞に謙譲の補助動詞をつないだ過剰な敬語(丁寧)表現であることに抵抗を感じる。「夕刊は休みます」「休刊といたします」で十分ではなかろうか。
 話し言葉ではよく使われることだが,「〜(さ)せていただく」という言い方が,私は好きではない。いったん自分を使役される立場に置いたうえで,「いただく」という敬語を用いて許しを求めるもので,単に謙譲や丁寧の気持ちを表すのに,そのような二重構造にする必要は,まったく無いと思っている。表現の上では「卑屈」とも言える慇懃さだが,その裏には,「私の勝手」にさせていただきますという,意思の押し付けさえ感じられるときが有る。容認できるのは,相手から何かを提示されて,「拝見させていただきます」「使わせていただきます」「引き受けさせていただきます」などと言う場合のように,相手の「使役」(勧誘や依頼)の意思表示に対して応えるときだけだろう。
 新聞の来ない日は,物足りない思いで過ごす私としては,新聞が自分の意思で休むのであって,「休ませよう」とは少しも思っていないのだ。
 敬語表現の適否が問題として取り上げられることの多い今日,せめて新聞くらいは,社会の規範となるような,より適切な表現を目指してもらいたいと思う。

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