ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 恍惚と不安

<<   作成日時 : 2007/06/22 20:45   >>

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 昨年11月から再開したダンスのレツスンで,今習っている先生は,プロの競技者で,各種のコンペで優秀な成績を重ね,来年はラテンA級とスタンダードB級への昇級が確定している,今や伸び盛りの有望なカップルだ。
 しかし,ランクが上がれば上がるほど,心身両面での負担が大きくなるだろうということも推察される。要求されることもより高くなろうし,スケジュールも過密になるだろう。
 また,コンペでは,審査員によって成績が左右される面も有り,中には,権威を振りかざしたがる人もいるようだから,若手がダンス界での地位を得るためには,そういう人の覚えを良くしておきたいと気を遣うことも有りそうだ。コンペで点数を入れてもらったときは,あとで個人的にお礼をしなければならないということさえ聞く。いま問題になっているグッドウィル・グループの会長は,内部では「将軍様」と呼ばれる権力者だというが,ダンス界にも,「将軍」と言うよりも,「悪代官」とでも言ったほうが良さそうな人が,いないわけでもない。
 それはさておき,スケジュールが過密になれば,食生活をはじめ,体調の維持にも気を配らなければなるまい。そのうち,私が習っているような地方都市の教室でのレッスンは整理しなければならないのではないかと,かねて案じていることだ。
 「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」(ヴェルレーヌ)という句は,太宰治の『晩年』のエピグラフで知って以来,何かにつけて思い起こす言葉だが,世間から認められるということは,「恍惚」感と同時に,その立場に在り続けることの「不安」もまた背負わなければならないものだ。
 上り坂では一気に上ることも必要かもしれないが,無理をせず,途中で一息入れて,周囲を眺める余裕も持ったほうがいいのではないかと,老爺心で思う。あえて「悪代官」の御機嫌を取ったり,暮らしのペースを乱したりすること無く,パートナーを大切にして,実力さえ磨いていけば,認めてくれる人は必ず在り,さらに大成するときがきっと来るはずだ。
 「恍惚と不安」と言えば,早稲田大学の斎藤佑樹投手のことも気に掛かる。1年生でリーグのベストナインにいきなり選ばれ,全日本大学選手権大会では最高殊勲選手賞を受賞,昨夏の高校選手権大会以来負け知らずだということで,「不敗神話」さえ生まれているが,注目されるほど,精神的な負担は大きいはずだ。「撰ばれてあること」は,当人にとって,喜びには違い無かろうが,たいへんなことだと思わないではいられない。好漢の自愛を願っている。

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