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zoom RSS ダンス教室と大学

<<   作成日時 : 2007/07/05 19:43   >>

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 ボールルームダンスの競技選手は,ほとんどが,一方で,教師資格を取り,ダンスを教えている。一流選手には,後輩を指導する役割も有るが,多くは,自分の教室を開いたり,どこかの教室に属したりして,一般の愛好者に教えることで収入を得ている。
 しかし,特に中高年の女性が多い一般の生徒には,技能だけでなく,ダンスについての認識のレベルでも格差が大きいから,ひとしなみに対応するわけには行かず,中には,教師として気の進まない生徒も在るにちがいないが,教室の場所を提供するだけで,歩合システムにより利益を上げようとするオーナーもいて,生徒が増えることのみを望まれると,教師としての時間的,体力的負担はますます大きくなる。
 ダンス教師を職業として生計を立てている人は,それが仕事だから,どんな生徒でも引き受け,相手に応じた懇切な指導を心掛けなければなるまいが,もともと競技者としての向上を目指している場合,選手生活と教師の立場とを両立させるには,生活上の調整が必要で,いろいろと難しい面も有るだろうと推察する。
 そういう二面性は,大学教員にも当てはまることだと思う。初等・中等教育の教員であれば,教育が本来の仕事であり,そのための学力と技量を積み,問題を抱えている児童・生徒に対しても適切な指導ができる力量と意欲を持たなければならないけれど,大学教員の場合は,学術研究者としての存在理由が根底に有り,研究者としての生活の中で,次代の研究者たる学生を育てていく役割を担っている。
 ところが,今の大学の中には,それに相応しくない学生が多数を占めている学校も少なからず在り,そういう学校ほど,経営者もまた,経営優先で,教員の研究者としての存在理由を重視しない傾向になりやすい。そこでは,自分の研究に意欲的な人ほど,研究者と教育者との二律背反に直面することになろう。
 ダンス教室と大学とでは,まったく異なる世界であるけれども,意外に共通する点が有るように感じられる。それでは,自分の目指すことを実現するにはどうすれば良いのか,他の仕事でも同様なジレンマは生じるに違いないが,どこかで決断して,自ら道を選択しなければなるまい。それにしても,暮らしを左右されることとなると,とかくこの世は生き辛い。

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