ShoGのボヤキ念仏

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<<   作成日時 : 2007/08/09 21:10   >>

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 私は長年,中・高併設の私立学校に勤めていた。毎年,生徒募集の時期になると,受験生の保護者からの問い合わせが増えてくる。その中でかなりの割合を占めるのが高校卒業生の大学合格数であり,それも具体的な大学名を細かく尋ねられる。全体の数がどうであろうと,大事なのは,当の本人が3か年あるいは6か年の間に,将来の生き方を自ら思い定め,目標に向かってどう力を付けるかということだ。そのための支援態勢は整っていますと,質問に答えたあとで付け加えることにしていたが,大学の名前と他人の合格状況についての関心が強く,わが子の資質に合った指導と進路の選択を考えない親が少なくない。
 今,一部の私立高校が大学合格者数の発表で,同一生徒の複数校合格を実績として「上乗せ」していたことが問題になっている。「有名大学」合格の実績を誇示するために,成績優秀な生徒の受験料を学校が肩代わりして不要な受験までさせる例は,これまでにも聞いたことが有ったが,それは論外としても,一人の生徒が複数の大学に合格することは受験対策上当然有ることで,高校が発表する合格数だけでは,そこまでは分からない。現役と浪人とを区別せずに発表している学校も在る。
 私学としては,生徒数を確保するために学校の評価を高めたい。優待生制度で運動部を強くして知名度を上げようとするのも,その一つだが,今回の問題は,親の最大の関心事が過去の進学者の大学名とその数であるところに起因している。親として,表面的な数字に左右されず,意識を教育の中身に向けることが重要だと言えよう。

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