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zoom RSS 悠悠自適?

<<   作成日時 : 2007/12/04 20:38   >>

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 70歳を区切りに全ての勤めから退いて,この歳末で2年になる。今は「悠悠自適の暮らしですね」と言われることが有るけれど,今の暮らしが,はたして「悠悠自適」と言えるものだろうか。
 辞典によれば,「悠悠自適」は,「俗事に心を煩わせず、自分の思うままに静かな生活を送ること。」(「岩波国語辞典」),「勤めなどをやめ自分のしたい通りの事をして毎日を過ごすこと。」(「新明解国語辞典」)とあるが,「勤めなどをやめ」は当てはまるとしても,「俗事に心を煩わせず」とまでは,とうてい行かない。
 「自分のしたい通りの事をして」過ごすには,何よりも経済的な余裕がなければならない。経済的に心を煩わせるのは最大の俗事だが,それを超越して生きることなどは,当今の世では不可能なことだ。そして,今の我が国で,老い先の暮らしに経済上の不安の無い高齢者がはたしてどれほどいるものだろうか。今や必須のこととされている消費税率のアップは,福祉のための財源に充てると言うが,贅沢品ならともかく,食品等の生活必需品で消費税が上がれば,最も痛手を被るのは,高齢者や障害者をはじめとした低所得者層だ。福祉政策の対象として第一に考えなければならない人々を苦しめる消費税の値上げで,いったいどういう福祉を進めようというのか。まったくの矛盾であり,値上げの口実としか考えられない。
 加えて,人が生きていく上では,様々な「しがらみ」が有り,それにもまた経済的な面が伴う。それらから全て解き放たれて,「自分のしたい通りの事をして」快く過ごせるのでなければ,真に「悠悠自適」の暮らしとは言えまい。しかし将来,仮にそんな暮らしが実現したとしても,そのときには,自分自身が衰えて,「悠悠自適」を楽しむことは已に出来なくなっているのではなかろうか。
 私にとって,「悠悠自適」の暮らしは,所詮,遠い夢のようなことに思われる。

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