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zoom RSS 新風舎破産

<<   作成日時 : 2008/01/19 19:28   >>

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 人は誰でも自己顕示欲を持っている。文章表現力が多少でも有る人は,特にその傾向が強い。そういう人たちを対象に,著述の自費出版,あるいは,共同出版を持ちかけて業績を伸ばしてきた新風舎が破産したという。(「新風舎」に関しては,ちょうど2年前,「共同出版」と題して,ホームページで取り上げたことが有る。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~say/imanoyo.06.html
 同社の営業方法について,今さらとやかく言うつもりは無いけれど,多くの売り上げは期待できない本を出版希望者の費用負担によって発行することで収益を挙げる営業に,限界が在ったということだろう。経営が破綻した多くの企業のように,勢いに乗って規模を広げ過ぎたことにも原因が在るかもしれない。
 これまで同社から著述を出版した人を,私は何人も知っている。出版に当たって相談を受けたことも有る。多くは,当人の表現欲の満足のためで,書店で大量に売れるとは初めから思っていないようだが,中には,店頭に並べられて,広告宣伝をしてもらえるという期待が外れて,不満を抱いた人もいたようで,そこまで期待するのは甘過ぎると言うほかない。
 それよりも,かねて私が懸念していたのは,編集者の力量不足だ。多様な内容の著作に対して勉強不足で,構成・編集や校正はほとんど著者任せ,適切な助言もできていない。これも,規模の拡大で人材が不足しているからかもしれない。全てを自分の思いどおりにしなければ気の済まない,また,それだけの力量を持っている著者も,中には在ろうが,多くは,出版に関してはまったくの素人で,私が相談を受けたのも,そういう人たちだ。
 一流の編集者と言われる人は,優れた鑑識眼を備え,作品に対しても意見を述べ,手直しを求め,作者を育てる力を持っている。古来,編集者に育てられたと言う作家も少なくない。出版作品は,著者と編集者との共同作業によって成り立つと言っても良い。費用だけの共同出版では,所詮,多くを望めないことにちがいない。

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