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zoom RSS 「聞く力」の低下

<<   作成日時 : 2008/01/23 21:26   >>

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 子どもの「聞く力」の低下が問題になっている。人の話を注意して聞くことが出来ず,先生の指示なども聞き洩らす生徒が多いということだ。「テレビゲームの普及や少子化で子ども同士の遊びが減り、コミュニケーションをとる機会が減ったのが一因ではないか」という意見も有る(1月20日付「朝日新聞」)。
 原因はいろいろ有ろうが,根底には,集中力の低下が在ると,私は思っている。
 既に10年余り前のことになるが,「“老化”感じる最近の中学生」という一文を書いて,新聞に掲載されたことが有る(1997年7月18日付「朝日新聞」・『声』)。その趣意は,「老化とは,精神的には,関心の幅が狭まり,注意力が粗雑になり,積極性が衰える,ということであるようだ。一方で,自己中心性が強まり,思い込みが激しくなり,自分の思いに固執するようになる。それが対人関係では,不満や愚痴となって現れる。」「ところが近来,このような現象が,若い世代にまで見られるように思う。伸び盛りであるはずの中学生の中にも,限られたことにしか関心を示さず,感情抑制力に欠け,思いどおりにならないと,人のせいにして不満を持つ,という傾向が少なからず見受けられる。その要因の一つに,老化現象と共通する社会性の不足があるように思う。中学生の心理や行動が問題となることが多い今,一人一人の子どもの社会性を育てていくことを,特に,家庭と地域社会が考えなければならないのではないか」──ということだった。
 加えて思うのは,老人の注意力が粗雑になるのは,視力や聴力の衰退にも因ろうが,子どもの「聞く力」の低下も,「社会性の不足」とともに,「注意力・集中力の低下」が原因として在るのではないかということだ。子どもの場合,それをもたらしている環境としていろいろなことが考えられる中で,一つの大きな要因は,家庭の食生活に在るのではないかという気がする。
 冗談に,「カニを食べるときは無口になる」と言うが,カニでなくても,魚の骨を丹念に取ったり,硬いものをよく噛んだりするときは,そのことに自ずから集中することになる。ところが,近年,子どもの食生活においても過保護が進み,骨の有る魚や硬い食品が排除される傾向が有るように思う。そして,おしゃべりをしたりテレビを見たりしながら,食事時の団欒を楽しむ家庭が増えているようだが,そのことが,幼いときからの食生活を通して自然に身に着く集中力の形成を妨げていて,それがいろいろな面に影響しているのではないかというのが,私のかねがね思うところだ。(関連記事: http://www7a.biglobe.ne.jp/~say/kyoiku.00.html 教育雑感2000「食生活と集中力」2000.7.23)

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