ShoGのボヤキ念仏

アクセスカウンタ

zoom RSS 言葉の誤用

<<   作成日時 : 2008/07/26 20:35   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 文化庁の2007年度「国語に関する世論調査」の結果が発表され,言葉の用法や意味で誤りの多いものが7月25日の各新聞紙上で伝えられている。
 慣用句では,「足をすくわれる」を「足下をすくわれる」としているものが74.1%に及んでいるが,「足をすくう」には「足下を狙う」ことになるから,大きな間違いとは言えないようにも思う。議論が「煮詰まった」を「行き詰まった」という意味だと答えている(37.3%)のも,鍋が煮詰まれば,次は焦げ付くことを想像しているのだろうと思えば,あながちナンセンスな間違いとも言えない。話の「さわり」を「最初の部分のこと」と思っているのは,「触る」からの連想だろうか。
 気に掛かる間違いは,「溜飲を下げる」を「溜飲を晴らす」と言う人(26.1%)や,「憮然とする」は「腹を立てている様子」(70.8%),「檄を飛ばす」は「元気のない者に刺激を与えて、活気づけること」(72.9%)という意味だと思っていることなどで,これらは,漢字(漢語)の意味を理解していないことに因るものだ。「檄」の場合,「激」と混同しているということも有るのだろう。いずれも主に書き言葉として使われるものだから,読書など,文章を読む機会が減っていることが影響しているとも思われる。私の体験からしても,言葉の知識は,人に教えられるというよりも,多くの文章を読むことで自然に身に着くことのように思う。
 今回の調査項目には含まれていなかったようだが,「役不足ではございますが,会長を引き受けさせていただきます」とか,「寸志をいただき,ありがとうございます」といった誤用は,話し言葉の場面でも日常よく聞くことで,言葉の意味についての常識が疑われる場合だ。(関連HP:ことば断想2003「ことわざの意味」 http://www7a.biglobe.ne.jp/~say/kotoba.03.html
 同時に行われた調査で,「子供の時に家庭で言葉遣いを注意された人」は,全世代を通すと59.7%という結果が出ているけれど,現代は,言葉遣いにしても躾にしても,子供に注意すべき親自体の教育力が低下していて,世代の順送りにますます行き届かなくなっていくのではないかと案じられる。
 余談ながら,子供の時のことで私が思い出すのは,悪ガキが口にしていた「ヨバイ(夜這い)」という言葉を「ヨバレ(呼ばれ)」(=他家に招かれて御馳走になること)のふざけた言い方だと思って使ったために,母親にこっぴどく叱られたことだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
言葉の誤用 ShoGのボヤキ念仏/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる