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zoom RSS 主人の品格

<<   作成日時 : 2008/09/09 19:52   >>

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 藤原正彦著『国家の品格』(新潮新書・2005年11月刊)がベストセラーになって以来,「−−の品格」というタイトルの本が,玉石混淆で市場に溢れている。「品格」という語があまりに安易に使われ,手垢の着いたものになったと感じたのか,橋田壽賀子の最近の著書は,『夫婦の格式』(集英社新書・2008年7月刊)というタイトルだ。
 私が書くとしたら,『主人の品格』ということになるだろう。「主人」とは,言わば管理責任者の別称であり,家庭では,夫もまた「主人」と呼ばれることが多いけれど,主人だからと言って,威張っていれば良いというものではない。管理責任者は,管理下にある組織(家庭)に責任を持ち,その細かいところに,常に,さりげなく,気を配っていなければならないと思うのだが,そういう「品格」に欠ける「主人」が増えている。
 組織(会社)に問題が生じると,部下に責任を転嫁しようとする経営責任者も多いし,一国の主人であるはずの首相までが,安易に責任を放棄する。責任は感じているのだろうが,独裁的で,現場の実態を理解せず,独善的な暴論を押し付けようとする管理職も困り者だ。
 社交ダンスのリーダーは,パートナーが動きやすいよう,常に気を配り,もしもパートナーにアクシデントが生じた場合は,即座に身を以て庇う心構えが必要だし,一方で,パートナーも,リーダーが気づかない背後の情況などに対しては,リーダーの動きをカバーする配慮が要る。
 夫婦の場合,常に男性がリーダーであるとは限らない。夫と妻と,どちらがリーダーであるかは,家庭によって異なることだろう。夫が妻を「うちの主人」と呼んでも構わないはずだが,どちらにしても,主人の立場に在る者は,家庭の内外のことに気を配り,ガミガミ言うのではなく,穏やかな中にも,管理責任者として,万事に遺漏無く対処しなければなるまい。それをパートナーがさりげなくカバーできれば,理想的だ。
 そんなことを思うのも,最近,品格にも威厳にも欠け,子供とほとんど変わらないような「主人」が少なくないからだ。

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