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zoom RSS 社会人野球の行方

<<   作成日時 : 2009/02/26 21:05   >>

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 経済不況の影響を受けて,スポーツ界でも,企業チームの解散や休部が相次いでいる。特に有力チームの場合,当該スポーツ界に及ぼす影響も大きい。新しいところでは,日産自動車が,野球部や陸上競技部の活動休止を発表した。
 これを受けて,社会人野球の統括組織である日本野球連盟では,大会数の削減などの対処策を検討するという。2月25日に開かれた評議員会では,まずは,「全国3地区で開催されていたクラブチームのブロック大会を09年度は中止する」と決めたようだが,問題は,企業チームが参加する大会のほうではなかろうか。
 社会人野球の企業チーム数は,1963年の237から年々減り続け,昨年度は73にまで落ち込んだ。さらに今年からは,三菱ふそう川崎(神奈川県)やデュプロ(大阪府)などの休部,あるいは,解散が既に確定しており,日産自動車は,先の発表によれば,今年度を最後に休部にするという。
 ちなみに,社会人野球の場合,各地区の予選を勝ち上がって出場権を得る都市対抗大会と日本選手権大会のほかに,北は札幌市から南は北九州市までの各地で開催される全国的な規模の大会が9つ有り,それぞれの優勝チームには,予選を経ないで,11月の日本選手権大会への出場権が与えられることになっている。(別に,各地区の予選によって出場が決まる全日本クラブ野球選手権大会が有り,その優勝チームにも日本選手権大会の出場資格が与えられる。)
 25日の決定では,「各地区連盟主催大会は,(前記の)9大会を除いて,出場チームを開催地区と近隣地区に限る」としたというが,昨年の実績を見ると,選手権大会出場権につながる9つの地方大会のうち,4大会に出場している企業チームが7,3大会出場が24チーム(日産自動車もこれに含まれる)有り,都市対抗大会と日本選手権大会を加えれば,これらのチームの遠征費は,かなりの額に上ると思われる。もちろん,平素の練習や予選参加にも費用は要るはずだから,不況下の企業にとって負担の過重を想像するに難くない。まして,「派遣切り」をはじめとした人員整理を進める企業では,いかに宣伝効果を見込んだとしても,今や野球どころではないはずだ。
 選手にとっても,休部や解散ということになれば,深刻な問題だろう。スポーツの技量で採用され,セミプロのような立場で活動している選手の場合,その場を失うことは,選手としての生活を閉ざされることになる。プロへの転身はもとより,転職も容易ではなかろう。
 不況の時代は,企業に支えられてきたアマチュア・スポーツの在り方も考え直さなければならない岐路に立たされているときだと言えよう。

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