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zoom RSS 脳の不思議

<<   作成日時 : 2009/12/18 20:54   >>

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 人の脳の働きは,いったいどういう仕組みになっているのだろうか。途切れ途切れの夢のように,たいした脈絡も無く,とりとめの無いことを次々と考えているのに気づいたときなど,自分の脳の働きを不思議に思う。加齢とともに,人の話をよく聞いて,正しく理解し,記憶することができなくなるようだし,くだらない思いつきや,的外れの思い込みに囚われることも多い。やがては認知症へと進行することなのかもしれない。
 そんなことを思っているとき,かつて勤務していた中学校の卒業生から,「長年の夢」だった「自分史」の本が完成したと送られてきた。中学1年生のとき,脳腫瘍が見つかり,「手術を受けなければ三ケ月しか生きられない」,手術をしても「成功率はわずか三%」と宣告された手術が成功して,一命は取り留めたものの,その後,「記銘力の低下」,「眠気」,「体温調節不能」,「視力の低下」,「味覚の異常」,「ホルモン分泌不能」,「尿崩症(体内の水分が尿に出てしまい脱水症状を起こす)」,「右足のマヒ」など,数々の後遺症が残り,薬の欠かせない暮らしを29年間続けてきた「自分史」だ。
 中学校を卒業したあと,高校進学を断念して養護学校に進み,「自分の障害を認めながら、その障害に甘えること無く生きて行く」という強い意志で,さまざまな仕事に就いたものの,度重なる挫折を経たのち,三級ホームヘルパーの資格を取得,今では,三重県鈴鹿市の「老人デイサービスセンター」での仕事を「天職」と感じて,日々励んでいるということだ。
 全国障害者スポーツ大会では,「砲丸投げ」と「ソフトボール投げ」の2種目で,2度の金メダルに輝いている。
 彼は言う。「(老人デイサービスセンターの)利用者の方々と接するときにはいつも笑顔を忘れないように心掛けています。すると、反対に私の方が励まされていたり、パワーをもらっていることに気付かされます。」「生まれて四十年間、色々なことがあり、遠回りばかりしてきたけれど、今になって考えてみると何ひとつ無駄なことではなかったような気がします。そして何よりも忘れてならないことは、数え切れないほどの多くの方々のお世話になり、支えられてきたお陰で生きてこられたということです。」「この本を読んで、一人でも多くの人が笑顔になっていただくこと、それが私にとって最高の幸せだと思います。」(小野伯幸『いつも忘れない 笑顔と ありがとう』・自費出版)
 ここでも,脳の機能の不思議を,より強く感じさせられる。そして,障害者と呼ばれる人と,通常だと思って暮らしている者と,どちらが真に健全に生きているのか,考えさせられることだ。

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