ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 映画の台詞

<<   作成日時 : 2010/03/18 20:21   >>

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 最近,映画を観て自分がはがゆいのは,細かい台詞がよく聞き取れないことだ。台詞の微妙なニュアンスが聞き取れなければ,映画のディテイルも味わえないから,批評することもできない。もともと,黒澤明の作品のように台詞の聞きづらいものは在ったけれど,それとは別で,私の聴力が落ちているのが原因だ。
 先日観た西川美和監督の『ディア・ドクター』もそうだった。西川監督に関心を持って,『ディア・ドクター』以上に世評の高かった前作『ゆれる』を,テレビから録画してあったビデオで観たが,同じ理由で十分な観賞ができない。理解を深めたいために,『ゆれる』のノベライゼーションと『ディア・ドクター』のシナリオを取り寄せて読んだ。
 映画やドラマのノベライゼーションというものは,原作品の人気に便乗して,そのストーリーを適当に膨らませて読み物に仕立てた,原作品の芸術性には程遠いものだと思ってきた。しかし,『ゆれる』のノベライゼーション(2006年6月・ポプラ社刊)は,当該映画で数々の監督賞や脚本賞を得た西川美和本人がノベライズして,三島由紀夫賞の候補作にもなった「作品」だけに,映画以上の奥行きが在り,映画では表し切れない心理劇の背景までが丹念に描かれていて,理解を深めるに十分なものだった。
 『ディア・ドクター』のシナリオのほうも,記憶に残る画面と重ね合わせて読むことで,味わいがより深まった。
 これからますます聴力が低下することを思うと,映画を観賞するには,シナリオを併せ読むことが欠かせなくなっていると感じる。活字を読む視力も衰えているけれど,時間を掛ければ読みこなせることで,観賞の手助けになると思う。
 それにしても,映画に限らず,日常的にも,相手の言葉をはっきり聞き取るのが難しくなってきている。それでも,日常会話であれば,聞き直すこともできるけれど,映画ではそうは行かないのが辛いところだ。

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