ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 新聞記事の粗雑な表現

<<   作成日時 : 2010/03/31 20:29   >>

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 新聞記事の中の「六甲山も雪化粧をまとった」という表現に関して,化粧を「まとう」という言い方は有るまいと2月4日に書いたけれど,今回は,プロ野球の戦評記事で,違和感の有る表現に出合った。
 「ただここで崩れなかったのが富山商−中大−トヨタ自動車と渡り歩き、25歳でプロ入りした新人(ヤクルト・中沢雅人投手)の真骨頂。」(「朝日新聞」3月31日付朝刊)という文章だ。
 「渡り歩く」というのは,あちこちと移り歩くことを言い,「渡り鳥」と呼ばれる天下り官僚のように,職業・職場などを転々と変える場合に使われると思うのだが,中沢投手は,何度も移籍を重ねたわけではなく,プロ入りまでの,学生−社会人−プロという一筋の球歴を通して経験を積んできたということで,高校を出たばかりの新人とは違うということを言いたかったのだろうが,言葉の使い方が粗雑だと言わざるを得ない。ことのついでに言うならば,「真骨頂」という言葉も,プロ初登板の新人投手を評するには,いささか違和感が有る。
 粗雑な表現感覚は,確認不足で,誤りが後日訂正される記事内容にも通じている。
 新聞の隅々にまで目を通して,細かくチェックしているわけではないけれど,たまたま気になる表現に出合うということで,少し古いことだが,「銃刀法違反の疑いで沖縄県警豊見城署に逮捕された投手のマキシモ・ネルソン容疑者(27)が釈放されたと(中日球団が)発表した。」 という記事(「朝日新聞」2月28日付朝刊)の見出しが「ネルソンが釈放」となっていたのも気になった。
 新聞記事の見出しは,省略した表現をしなければならないことだが,「釈放された」を省略した「釈放」に「ネルソンが」という主語を冠すると,「ネルソンが釈放した」ということにならないか。どうせ省略をするなら,「ネルソン釈放」のほうが適当だと思われる。見出しには,同様な紛らわしいものが少なくない。十分吟味してほしいことだ。

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