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<<   作成日時 : 2012/03/17 19:47   >>

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 プロ野球・巨人軍の長年にわたる金権体質を苦々しく思っている人は少なくないことだろう。しかし,3月15,16の両日にかけて「朝日新聞」が朝刊第1面のトップで報じた,日本プロ野球機構の申し合わせによる標準額を大幅に上回る高額な契約金に関する摘発記事には首を傾げる。
 社会正義の意識による告発かもしれないが,直近でも8年前,10数年前にまで及ぶ,ドラフト制度に関連して選手からの逆指名(希望枠)制度が存在した時期のことで,その後ルールの改変も有って,既に時効とも言える問題を,現時点でこれほど大きく取り上げることに,巨人軍誹謗,ひいては,プロ野球への信頼失墜以外の目的と意味が有るのだろうか。
 昨年秋以来,巨人軍経営陣の内紛が裁判にまで持ち込まれる事態になっているところで,内部の機密事項であるはずの契約に関わる重要書類が流出したことには,内紛に絡む背景が有ることも想像され,それに「朝日新聞」が巻き込まれているとしか思えない。報道で選手個人の名を挙げ,金額までも明らかにしていることは,プライバシーに関わる勇み足の感も拭えない。
 事態は,「朝日新聞」と「読売新聞」との対立にまで広がりそうな様相だが,08年1月に朝日,日経,読売の3社が共同で立ち上げた,3紙の報道や論説が読み比べられるウェブサイト「新sあらたにす」が,この2月末で打ち切られた矢先のことで,そのことの影響はまったく無いのだろうかと思ってしまう。
 経済的に困窮している人の多い社会事情の中で,一般的な感覚のレベルを遥かに超える高額の取引が行われている事実には,義憤を感じる向きも有ろうが,それは,自由主義経済の下での競争社会の現実であって,その一端を捉えて告発してみても,社会を変える効果は無い。醜聞をネタにしてセンセーショナルに扱う週刊誌と同様のことでは,新聞の使命を果たしたことにはならず,的の外れた独善的な正義感ではなかろうかと感じる。

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