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<<   作成日時 : 2013/09/14 19:31   >>

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 5年前(北京オリンピックの年)のブログ(2008.08.25)に書いている。
 「ようやくオリンピックが終わった。私は,オリンピックに大騒ぎする風潮が好きになれない。テレビや新聞も,オリンピックに関する報道で明け暮れたが,特に新聞の場合,もしオリンピックが無かったら,オリンピックに費やしている何ページにも及ぶ紙面には,代わりにどんな記事が載ったはずだったろうかということが気に懸かる」。また,「オリンピックが国威発揚の色合いを帯びるのも,好きになれない理由の一つだ」とも書いている。「オリンピックから国家意識を払拭し,個人競技を中心に,国境を超えて,純粋に技を競う,スポーツ本来の,明るく楽しいものにすることができないものかと,かねて思っている」。
 2020年に東京でオリンピックが開催されることが決まった。私自身がそれまで生きていられるかどうかは分からないけれど,いっそうの大騒ぎがまた始まるのかと思うと,いささか気が重い。
 前回(1964年)の東京オリンピックのときのことを,小林信彦さんが著書(『テレビの黄金時代』2002年10月15日文藝春秋刊)の中で触れている。「オリンピックの開会式は十月十日だが、前日の九日に、ぼくは狂気の東京を離れた。」「渥美清が『朝から晩までオリンピックで、ドラマなんかなくなるんじゃないか』と憂えていたことは、ほぼ適中した。」「日本人の熱狂癖の炸裂を渥美清は前年に見抜いていたことになる。」
 斎藤美奈子さんは,9月10日付「朝日新聞」『わたしの紙面批評』で,「この半年、『国威発揚』『翼賛報道』に近かったのは東京五輪招致報道だ。反対者は『非国民』扱いされかねない勢い」「(開催地が東京に決定したことで、)反対者の声はさらに抑圧されるのか」と憂えている。
 「五輪向け国を一つにする怖さ」神奈川県・小泉親種(9月14日「朝日川柳」)
 オランダで書塾を主宰する女性の,私が愛読しているブログで,彼女が「これが、日本の未来に『吉』となるか、『凶』となるかは、凡愚な私は予測できかねるが、今後、経済効果、地域活性化波及で日本が実利を得るとしたら、(得なくとも)それは先ず、今置かれている課題にも、確実に『吉』を生む効果を波及させて頂きたいと、深く頭を下げて懇願する思いでいっぱいである」と書いただけで,途端に,「海外に住んでいる人達は、いつも高飛車で、頑張っている日本人の事が分かっていないように思えてなりません。日本に住んで頑張っている人達の足を引っ張るような事は書かないで下さい」というメールが届いたそうだ。彼女は,故郷の「日本に住んで」いる大震災の被災者や福島原発からの放射能汚染の被害者のことを思い遣って書いたことなのに,メールの発信者のほうが「高飛車」で,ヒステリックな,みっともない反応だと思える。「驚いた!」と受け流している彼女のユーモアの有る対応には敬意を表したいけれど,最近,インターネットやツイッターでの一方的な言いたい放題,悪ふざけのやりたい放題が増えているのも,嘆かわしい風潮の一つだ。ネット社会の拡散に伴い,無責任で軽薄な人が跋扈しているのを憂える。
 天野祐吉さんは,「地球村の運動会を若い人たちが楽しむのは大いにけっこうだが、いいトシをした大人が、やれ経済効果がどうの株がどうのと、カネの話にばかり夢中になっているのは、野暮だし、みっともない」と,9月11日の「朝日新聞」『CM天気図』に書いている。最もみっともないのは,今もなお暮らしの見通しの立たない東北の被害者や,景気に縁の無い,苦しい生活を強いられている人たちのことを顧みないで浮かれている安倍首相だ。
 私は,「被災者」と言わず,敢えて「被害者」と書く。天災による「被災」よりも,今では,無能な政治による「被害」のほうが大きいと思うからだ。

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