ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 価値観の押し付け

<<   作成日時 : 2014/01/21 19:33   >>

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 あの店の料理は美味しいと言われて行ってみても,それほど美味しいとは思えないことが有る。面白いと勧められた本でも,あまり感心しない場合が有る。「美味しい」とか「面白い」とかいうのは,人それぞれの価値観の問題だから,参考にはなっても,私は,料理でも本でも,他者の言うことをそのまま受け入れることはできないし,自分が気に入ったからと言って他者に勧めようとは思わない。
 最近,「国益」という語が使われることが多いけれど,そこで唱えられているのは,安倍政権や大企業中心の価値観に基づくもので,社会的な弱者の「益」を思い遣った上でのものだとは到底感じられない。むしろ,弱者の被害は大きくなるばかりだ。
 私の父は海軍の軍人で,敗戦が近い1944年,アメリカ潜水艦の魚雷攻撃を受け,乗艦とともに海底に沈んだ。かつては,父の乗艦の元乗組員やその遺族で結成された会による慰霊の集まりが催されて,東京が会場になったときは,靖国神社の参拝も必ず日程に組み込まれていた。
 昨年亡くなった島倉千代子の代表作の一つに『東京だよおっ母さん』(野村俊夫・作詞,船村徹・作曲,1957年)が有る。その第2節に「やさしかった兄さんが/田舎の話を聞きたいと/桜の下で/さぞかし待つだろ おっ母さん/あれが あれが 九段坂/逢ったら泣くでしょ 兄さんも」という詞が有り,共感した人も多かったろうと思われるが,私にとって,幼くして別れた亡き父は,私の心の中にだけ存在するもので,靖国神社で逢えると思ったことは一度も無かった。父もまた,「靖国神社で待っている」と考えたことは無かったに違いないと信じている。しかし,軍国主義の「国策」を信じ込まされていた人たちの靖国への思い入れが深かったことは推察できるし,その素朴な心情を否定する気にはなれないので,慰霊の参拝には,黙って母に付き添い,参加することにしていた。
 しかし,一国の首相となれば,その行動による影響は大きい。安倍総理の靖国参拝がどういう思惑によるものか解らないが,最近の総理の言動は,個人的な偏った価値観を国民に押し付けようとしているのが目に余る。橋下大阪市長もそうだけれど,国や自治体のリーダーが自分の価値観を市民に押し付けようとする政治の在り方は,民主主義に反するものだと思われてならない。

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