ShoGのボヤキ念仏

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<<   作成日時 : 2015/10/25 19:23   >>

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 これまでに何度か,このブログでも紹介した井筒紀久枝さんが,10月9日に94歳で亡くなられたという。直近では今年1月14日(「戦争を語り継ぐ」)に記したけれど,7月初めに再度の脳梗塞で倒れられてからは,意識の無いままに点滴のみで生き続けられた。経緯は,前にも紹介した娘御のブログ( http://happyhaiku.jugem.jp/ )に記されているので詳細の転記は控えるけれど,「入院93日間、1日わずか100kcalの点滴500ccで41日間、さらに200ccに減らして11日間も頑張り抜いた」「主治医の先生に『神懸かり的だ』と驚嘆させるほどの母の生命力。正直、感動した」と述べられている。
 「延命治療である栄養チューブを外し、母本人が強く希望していた『自然死』に近い形にしてもらえるよう、主治医と話がついた」「当初、ソーシャルワーカーさんに相談しながらも辛くて悩みあぐねていた。でも、母が25年間書き溜めた手記を(注:ベッドの傍らで)読み終えて、やっと母の延命治療を断念することができた。この決断には、やはり母の手記の力によるところが大きい」という記述を目にしたのが9月3日のことだったから,他人の私でも,その生命力の強さには感動する。句作を心の支えに苛酷な生活を乗り越え,晩年はその体験を書き綴ることに力を注いで来られた人ならではの強さだろう。御遺体は,これも生前の御希望に添って,献体・献眼なさったそうだ。
 加齢とともに,「人の一生は重き荷物を負うて遠き道をゆくが如し」という言葉を思い浮かべることが有る。誰の言葉か,徳川家康が言ったというのは創作上の伝説的な話のようだけれど,私にも今にして実感できることだ。
 それでも,井筒紀久枝さんの場合,一生の間には筆舌に尽くせぬ御苦労も有ったことだろうが,老後は,立派に成人されたお子様とお孫様に介護され,最期まで看護られて,身を自然に委ね,心安らかに逝かれたと推察する。お参りに行きたいと思うけれど,私も体調が思うに任せないので,一人で合掌している。

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内 容 ニックネーム/日時
年ふれば心経衣(きぬ)に摺り着けて 我も逝かばや雨の須弥山
いざよひ
2015/10/26 20:47

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