ShoGのボヤキ念仏

アクセスカウンタ

zoom RSS 軽減税率案を疑う

<<   作成日時 : 2015/12/25 19:16   >>

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

 消費税の更なる2%の増税が2017年4月から予定されているのを前にして,内閣(官邸)と自民・公明両党の間で,軽減税率の対象品目と適用範囲がほぼ固まってきているようだが,来年夏に迫っている参議院議員選挙を意識した対策として,目先の思惑で迷走している側面が強いように感じられてならない。選挙が終わった途端に豹変しないのだろうかということさえ気に懸かる。
 その軽減税率案については,なお疑問点も多々残る。食品への増税を軽減することが高齢者をはじめとした低所得者層に対する配慮だと言うが,食品購入や外食は低所得者層だけのものではなく,高額な消費を躊躇わない富裕層にも「恩恵」は及ぶことだし,低所得に甘んじて暮らしている者にとっては,既に実施された8%の増税で困窮の度が増しているのだから,今さら「恩恵」などとは到底感じられないことだ。加えて,低所得者の生活を圧迫しているのは,食品だけではなく,光熱費をはじめ,暮らしに欠かせない支出が大きな負担になって,追い詰められているのだ。消費税そのものが,社会福祉の充実を図るためというのは奇麗事に過ぎず,本来の目的とは背反するものになっていて,もともと税を課す対象を間違えているのではないかと思われる。
 軽減税率の適用を広げることによる「穴埋め財源の確保」という言葉もよく使われるが,勝手に策定した増税分の税収が減ることに対して,既定の税収ではないにもかかわらず,「税収減」「穴埋め」「財源確保」等々と表現されることにも違和感が強い。国の「財政健全化」を称えても,では「不健全」な状態にした施策は一体誰によるものなのかと,政府の来年度の予算案を見るにつけても言いたくなる。徴税し易い弱い者から取ることしか考えず,庶民の生活とは掛け離れた支出を社会保障にしわ寄せするのは受け入れ難いことだ。
 最近の報道の多くは,消費税に関わる軽減税率の適用範囲の線引きが焦点になっているけれど,国の税制の本質的な問題点を追究しないマスコミの視点にも疑問を感じる。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
貧窮今様歌一首
世の中をうしだらくだと暮らせども 草はみかねつ吐息ゼイゼイ
いざよひ
2015/12/26 21:02

コメントする help

ニックネーム
本 文
軽減税率案を疑う ShoGのボヤキ念仏/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる