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zoom RSS 沖縄に寄せる思い

<<   作成日時 : 2016/06/20 19:40   >>

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 「基地がある故に起きる」と翁長知事淡々と言うずしりと重く (長野市)関  龍夫
 沖縄の二十歳(はたち)の娘が殺されたはたちの響きに永久(とは)の哀しみ (三郷市)木村 義煕
 6月12日付「朝日新聞」の『歌壇』(永田和宏選)に掲載されていた歌である。6月23日は,「我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失った冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため(沖縄県慰霊の日を定める条例第1条)」に,沖縄での組織的戦闘が終結したとされる日として1961年以来,県が定めている「慰霊の日」だが,戦後71年が経とうとしている現在もなお,日本政府や米軍当事者は,事有る度に「再発を防ぐ」と口先では言うものの,沖縄の現地では無残な事態が繰り返されているのだ。
 前掲の歌のあとに続いて,「沖縄へ行つてみたいと言ふ女(ひと)の沖縄の街には住みたくはないと言ふ (松山市)大高 達雄」という一首も有った。
 観光情報誌の編集に携わっている知人は,沖縄にも度々出向いて,その写真を紹介しているけれど,美しい観光地やレジャー施設ばかりで,戦争の傷跡や基地の存在には一切触れようとしていない。数年前に沖縄を訪問し,「旧海軍司令部壕」,「白梅の塔」,「ひめゆりの塔」,「健児の塔」などの戦跡地を訪ねた別の知人は,「『ひめゆりの塔』は観光地で、目の前には土産物店が在り,訪れた人たちの中には黙祷すらせぬ人がちらほら。唖然としました」と伝えてくれたけれど,観光バスに乗っても,戦跡地についての質問に答えられないガイドもいると聞いたことが有る。観光地化や基地の存在が住民の暮らしを支えている面も有るかもしれないものの,沖縄の過去から現在につながる事実と向き合い,その痛みに思いを寄せることの無い「同胞」が余りにも多いのではないかと考えさせられる。
 沖縄から米海兵隊の撤退を求める県民の「抗議大会」が開かれた19日,BS-TBSで放映されていたスペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』(脚本:遊川和彦,演出:福澤克雄)をたまたま観た。寺島尚彦の作で森山良子が歌う『さとうきび畑』をベイスに,戦場の真っ只中に巻き込まれ,平和な暮らしを奪われた家族を描いた作品で,初放送は2003年9月28日だが,森山良子のコメントとフルバージョンの歌唱を加え,6月23日の「沖縄 慰霊の日」に合わせて放映されたものだ。本編2時間30分の番組で,人の命の尊厳を踏み躙る戦争の残酷さを,今にして強く感じさせられた。

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内 容 ニックネーム/日時
沖縄(ウチナー)こそ水漬く学童(ワラバー)浮かばれね 疎開艦船あまた還らず
いざよひ
2016/06/21 21:07

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