ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 軽すぎる世の中

<<   作成日時 : 2016/11/06 21:21   >>

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 新聞報道等によると,環太平洋経済連携協定(TPP)の国会審議を巡って,「我が党は結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と安倍首相は言ったという。担当相の山本農林水産相は「強行採決をするかどうかは佐藤勉(議院運営委員長)さんが決める」と発言し,国会軽視だと問題になると,「冗談を言ったら、クビになりそうになった」と,重ねて「冗談」を言う。結果,TPP承認案と関連法案は,政治日程を考えた上でのことだろうが,4日の衆院特別委員会で,民進党,共産党の抗議を押し切って採決された。これは,数の力に頼った強引なやり方でしかない。TPPの是非については,人それぞれの意見が有ると思うけれど,国会での議案の進め方は別の問題だと言えよう。
 それを伝える新聞は,「採決を強行」と繰り返し記しているが,政権に遠慮したのか,「強行採決」という言葉は避けているように思われる。言葉の順序を変えただけで,どこが違うのだろうか。
 近年,社会の中枢を担う人を初めとして,それに追随する末端に至るまで,言葉が軽く扱われていると思われてならない。差別的な心ない「暴言」も多い。思想を表現するはずの言葉が軽いということは,それだけ十分な思慮分別に欠けているということにほかなるまい。それが国民生活に深く関わるような問題である場合,極めて憂慮されることだ。
 「アベノミクス」という言葉の空疎さも,時が経つほどにはっきりしてくるばかりだが,当事者に反省の様子はまったく見られない。政治権力の驕りを助長している責任は誰に在るのだろうか。
 軽いのは言葉ばかりではない。世の中を見るに,テレビでは騒々しいばかりで見応えの乏しいバラエティ番組が溢れているし,興味本位で流行を追いかけ,周囲を見渡して深く考えること無く,自分の楽しみだけを求めようとする人の行動が目に付く。そんな人ばかりだとは決して思わないけれど,今の政治情況も,そういう軽すぎる人々の上に成り立っていると言えそうだ。

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内 容 ニックネーム/日時
わりなしやかろき早苗はうつそみの 世にはびこりて瑞穂枯れなむ
いざよひ
2016/11/07 20:18

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