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zoom RSS 川柳の力

<<   作成日時 : 2017/04/01 19:24   >>

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 「かねて私は,ツイッターが長文の記述には向いていないために,断片的で言葉足らずの内容になりがちで,誤解も生じやすいことから,事実の即報的な発信の外は,安易なツイッターの使用に疑念を抱いていた。特に,言葉を尽くして行き届いた説明をしなければならないはずの政治家がツイッターで軽はずみな発言をすることには不信感を拭えなかった。」(11.3.12「ツイッターの功罪」)
 「ツイッターとは,もともと少ない字数で,現況を伝えたり,連絡を取りあったりするシステムだと思っている。その限りでは役立つと思うけれど,最近,意見表明の手段として使われるようになってきていることには,疑問を持つ。ときには,敵対する意見の人への誹謗が中心になることも有る。字数が限られているから,真に意を尽くすことはできず,一方的で独善的な自己主張のみになりやすい。政治的には,ポピュリズムを助長する扇動になる場合も有ろう。」(12.3.2「ツイッター雑感」)
 「愚痴や鬱憤をツイッターで晴らすのも良かろうが,時と場合を考えなければ,子どもが刃物を振り回すようなもので,まして,公的な立場に在る人が職務に関わることで私的な感情を露骨に表せば,問題は大きい。つい本音を漏らして正体を露わにしたとも言えるけれど,一方的な自己主張や誹謗・中傷の手段になれば危ういことで,そういう無思慮な人が公職に就いているというのは嘆かわしいことだ。首相や閣僚をはじめ,地域の首長や議員も心してほしい。」(13.6.19「ツイッターの危うさ」)
 上に抜粋したように,ツイッターに対する疑念をこれまでに何度か書いてきた。最近では,トランプ米大統領の言いたい放題の濫用ぶりが目に余ることだと感じている。公職に在る人のツイッター使用は,害にしかならないものが多く,禁止すべきだとさえ思う。一般人の場合でも,ヘイトスピーチに属するようなものは排除すべきことだろう。
 そこで思いつくのは,「川柳」という表現手段だ。かつて鶴彬(1909〜1938)という川柳作家が在った。帝国主義の時代に軍国主義・資本主義優先に対抗する「一つの武器」として「火箭」と呼ぶにふさわしい川柳を発表し続け,治安を乱すと見なされて検挙された獄中で罹った病のため,29歳の若さで世を去った。代表作としてよく知られているのは,「手と足をもいだ丸太にしてかへし」(1937年)だけれど,「重役の賞与となった深夜業」(1929年)は,現代において,過労死を招く時間外の超過労働で問題になっているブラック企業の経営に共通している。
 ツイッターに代わる社会批判の端的な手段としては,「川柳」こそ有効だという気がして,直近の新聞の投稿川柳欄『朝日川柳』(西木空人選)で目についたものを拾ってみた。
 「忠誠を尽くせ大奥守り抜け」(3月29日・長崎県 下道 信雄)
  ……自民党では「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉ジ」が生きている。
 「春うらら各省逃げ足競い合い」(同・三重県 山本 武夫)
  ……あちこちでさんざん権威を振りかざしておいて。
 「もごもごと屁理屈をいう傘の下」(3月30日・神奈川県 石井 彰)
  ……発言できない「折り鶴」だけが席に着いている。
 「この国はそもそも司法が忖度す」(同・東京都 久保 陽介)
  ……行政のみならず司法までもが顔色を窺って。

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内 容 ニックネーム/日時
いかりや長介十三回忌にあたりて
「いい湯だなイカリヤうさも春霞」
いざよひ
2017/04/02 19:47
碇を持たぬ舟の漂ふ
付句
2017/04/03 19:13

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