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zoom RSS 2017今年の「流行語」

<<   作成日時 : 2017/11/22 20:13   >>

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 年末恒例の本年度「流行語大賞」選定に当たってノミネートされている語を見ると,マイナスのイメージを受ける含意の語が多い。例えば「忖度」。本来は「他人の気持ちをおしはかること」という意味のはずだが,今は,自分の行為を決定するに当たって権力者の意向を推し量ってそれに合わせようとする迎合的な意味で使われている。「○○ファースト」にしても.自国や自己の思いを第一にして主張しようとする我田引水的な使われかたがされている。それは「ちーがーうーだーろー!」と言いたくなる。権力を行使する立場に在る人が第一に考えなければならないのは,権力の前で無力な弱い立場にいる人たちの気持ちを第一に推し量った上での言動のはずだ。
 「魔の2回生」は,手に入れた地位に安住して慮りに欠けた自己主張をするところが魔に入り込まれた結果だと思われる。いずれにしても,「流行語」として採り入れたくはない言葉ばかりだ。
 「真夜中に着信ありて液晶の光りて浮かぶ進路相談 高田明洋」
 「月出でしノー残業デー職員室帰る者なく液晶の海 青垣進」
 この2首は,10月の「朝日歌壇」で2週続けて目にしたものだが,「プレミアムフライデー」とは無縁の職務に携わっている人たちの詠んだ歌だ。
 教師は行住坐臥,教師でなければならない職業だ。普通の会社員であれば,勤務時間の外では個人としての自由な行動が許されるが,教師は,いつどんなときに教師としての対応が求められるか分からない。勤務時間が終わって,一息入れようとパチンコに行っても,ちょっと一杯と出かけても,そこで生徒と出合えば,教師の立場に逆戻りだ。夜更けに,生徒の家出を訴える電話が掛かってくることも有る。留守をしているとき,自宅に生徒からの電話が掛かってきて,それが彼にとってはSOSを告げるものである場合,妻の対応もゆるがせにはできない。妻もまた,教師の妻であることを忘れてはならないのだ。生徒の母親からの思い余った相談の電話に,妻の母親同士としての応対がむしろ役立つ場合も有ろう。晩酌していていい気持ちになりかけたところに,突然,卒業生の一人が飛び込んでくることも有る。切羽詰まった気持ちでの身の上相談,仕事上の悩み,夫婦生活の上での問題,いろいろなことで,先生に聞いてもらいたい,先生に相談したい,と訪ねてくる教え子を迎えるのは,教師である(あった)ゆえの務めだし,そうして訪ねてきてくれることが教師冥利というものでもあろう。勤務時間外などと言っていられない職業は,教師のほかにもいろいろ有るはずで,近年,その自覚に欠ける自己中心の職業人が少なくないのは残念なことだと思われてならない。
 さて,私が今年の「流行語」を選ぶとしたら,マイナスの含意を否定する思いを込めた上での「忖度」になろうか。まして政治家や官僚であるからには,利己に走らず,名も無い人たちの暮らしこそを第一に考えて,常に利他の気持ちを失わないでいてほしいと願ってのことだ。

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コメント(2件)

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モリ・カケの蕎麦の打ち方ことなりて 吟味も粗く愛づるあたはず
いざよひ
2017/11/23 20:55
深読み勝手解釈 盛り蕎麦、掛け蕎麦の歌のようですが、忖度から連想すれば「モリ」は森友学園、「カケ」は加計学園でありましょう。「吟味も粗く」は会計検査院の不十分検査のことでありましょうか。
岡目七目
2017/11/24 20:13

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