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zoom RSS あした待たるる宝船

<<   作成日時 : 2017/12/31 22:01   >>

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 「笹や笹々笹や笹/笹はいらぬかススザサは/大高源吾は橋の上/あした待たるる宝船」
 師走になると思い出す唄である。ジャンルを言えば「端唄」ということになるのかもしれないが,「奈良丸くずし」という題名も,詞も節もはっきり覚えている。どこで,いつ知ったものか,少なくとも70年以上前のことで,母に聞けば判るかもしれないけれど,その母も今は亡くなり,確かめる術が無い。
 思い付いてネットで調べてみたら,添田唖蝉坊・作詞,神長瞭月・作曲で,春日八郎や美空ひばりの歌ったものも在るようだが,私が知ったのはそれよりずっと前のことであるのは間違いない。歌詞も少し異なっていて,「笹や笹々笹や笹/大高源吾は橋の上/水の流れと人の身は/あした待たるる宝船」となっている。これは,雪の降る師走の江戸,俳諧の師匠・宝井其角が門人であった赤穂浪士の大高源吾に両国橋の上で偶然出会い,歳末の煤払いに使う竹笹売りに身を窶している源吾に「年の瀬や 水の流れも 人の身も」と発句を向けると,源吾は「あした待たるる その宝船」と付けて飄然と去って行ったという言い伝えを基にしたもので,この場面は,歌舞伎の「義士外伝」の一つ『松浦の太鼓』でも演じられているという。
 「義士外伝」と言えば,中山安兵衛や赤垣源蔵の名も思い出す。
 大高源吾の「宝船」は,吉良邸への討ち入りを意味していたわけだが,今の私の場合は,宝くじに当たることくらいしか無い。確率から言ってもその可能性は極めて薄いと分かりつつも,60数年買い続けてきている。もちろん当たったことは無い。それでも買うのは,抽選日までは,もしかして当たるかもしれないという期待が持てるからで,その間は,気持ちの拠り所にすることができる。今年の年末ジャンボも見事に外れたけれど,来年こそは幸運に恵まれるかもしれないと願って,また年を越すことになる。

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コメント(3件)

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「年の始めは回文にて」
なかきよのもとにいわいのたまがよか またのいわいにとものよきかな
いざよひ
2018/01/01 20:53
深読み勝手解釈 いろいろの解釈ができますが、一例です。<長き世の許に祝いの玉が良か またの祝いに伴の良きかな>「よか」は九州弁で<良いことだ>と解釈いたしました。
岡目七目
2018/01/02 18:21
深読み勝手解釈 二例です。<長き世の元に斎の玉駕輿か 未だの祝いに伴の善きかな>。<元>は元手の意、<斎>は斎宮の意、<駕輿>は人が担ぐ乗り物の意、<玉>は敬称でありましょうか。
岡目七目
2018/01/03 20:31

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