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zoom RSS 「信無くば」

<<   作成日時 : 2018/04/12 17:37   >>

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 「信無くば立たず」という孔子の言葉が有る(『論語』)。「信」は民衆の信頼,「民信」が無かったら一国の政(まつりごと)は成り立たないという含意だ。わが国でも,この言葉を座右の銘として事あるごとに口にしていた首相もこれまでに何人かいたけれど,今の首相はどう考えているのだろうか。
 事は政治だけに限らない。最近のわが国の情況を見ていると,立場を換えて,これを逆に「信無くば従はず」とも言える事象が多い。教師を信頼できなければ生徒は従わないし,上司が信頼できなければ部下は忠実に働こうとはすまい。スポーツ界でも組織内での混迷状態が続出しているのは,中心になるべき人物が信頼するに足りないことに因ると思われる場合が多いようだ。「信」が欠かせないのは,人間社会の全ての関係に当てはまることではなかろうか。
 政治の場では言うまでもない。最も責任を負うべきはずの政治家が自らを省みず,問題が起きると,その責任の全てを下僚に転嫁して平然としている状態では,機構の長を信頼できないから,官僚は報告を怠り,つじつまを合わせるために文書の改竄や削除,廃棄まで行う。言葉の上では,自衛隊に対するシビリアンコントロール(文民統制)が唱えられるけれど,古来,軍が独走するのは,政治が乱れて権威を失っているときだ。
 ちなみに,孔子は,国政を担う上で重視しなければならないことを問うた子貢に対して,「食」「兵」「民」の3項目を挙げ,さらに,情況によって已むを得ず捨てなければならないときの順番を質すと,第一に「兵」を捨て,次に「食」,最後まで保たねばならないのが「民」の信頼だと答えている。現代の政治家も深く考えるべきことだろう。
 安倍首相はマザーコンプレックスだという説が有るようだが,思い当たる節が無いでもない。女性を政府の要職に就けるのは良いことだとしても,力不足が露呈されても庇うばかりだし,昭恵夫人の気ままな言動を抑えることができず,言うに任せて,ひたすら擁護するのも,その一端ではなかろうかと思われる。もっとも,閣僚の失態は女性だけではないけれど,任命責任が自らに及ぶのを惧れるためか毅然とした対処ができず,もともと人材が乏しいのか,真に信頼できる人物はなかなか現れそうにない。かくて,民の「信」を無くした首相の思いを忖度して,なお支持しようとしているのは,己れの利害に関わることしか念頭に無い輩だけだとさえ思えてくる。

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