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zoom RSS 我が「生老病死」

<<   作成日時 : 2018/06/04 17:14   >>

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 人生の終末が遠くないことを思うようになるとともに,今までの人生を顧みて,人は自らの意志で生まれてくるわけではないのだから,自分が生まれたのが良かったことなのかどうか,考えることが有る。
 しかし,私は祝福されて生まれたことに間違いは無い。母が後年,そのときを思い出して書いている。「結婚以来、何年たっても子宝に恵まれないので、私としては、少しずつ気になり出しました。」「(お父様が長期間日本を離れる任務に就き)、留守になったのを幸い、思い切って(後屈の)手術を受けました。」「○○が産まれた時、我が家と周囲の人々の喜びは大変なものでしたが、私は、この子を立派に育て上げなくてはとの責任感で頭の中は一ぱいで、単純に喜びに浸っている気分にはなれなかった事を、今でもハッキリ覚えています。その時の出産祝は、今でも忘れません、百五人の人から頂きました。ほんとに待ちに待った初孫の誕生だったのです。」
 私自身も,生まれてきたことに不満を感じたことは無い。父の死後,戦後の混乱期に母が女手一つで子育てに苦労したことは知っているけれど,母自身は「終焉の地と心定め移り住む子が家の日々心安けし」「悔い一つ無しと云わねど八十年力のかぎり生きし満足」と詠んでいて,96歳まで健在で生を全うした。
 その母が逝って既に十七回忌を迎える。共に老いた妻との暮らしも長くなり,これまでは地位や財を求めることなく,自分の思いを通して生きてきたものの,今の世情では,子や孫に囲まれた心安らかな老後と言うには縁遠い余生をどう生きるか,そんなことを考えると,わが子の老後までもが案じられてくる。「生老病死」という言葉が有るけれど,親の思いだけで子どもを産むのが良いのかどうか,生きる上での業苦を背負わせることになってしまうのではないかと考えてしまう。
 「死」は,仏教を信じているわけでもないが,「安楽国」に「往生」することだと思っているので,むしろ願わしいことで,恐れてはいない。問題は,その前に有る「老」と「病」だ。若いときは,そこまでは考えないから,結婚相手を選ぶにも子を産み育てるにも迷わずに来たけれど,老いるとともに,妻や子への責任は全て私が負うべきことだと感じて,私だけが先に往って楽になるわけにはいかないと思ってしまう。できることなら,私の生死にかかわらず妻や子に苦労を掛けずに済むよう,体力と経済力が有ればと願うけれど,今の状態では叶えるすべが無い。
 少子化を問題にする前に,誰もが安心して子どもを産み育てられるためには,子どもの将来にまで責任が持てる社会の豊かさこそが求められるが,庶民生活の現実でそれを望むのは無理なことだろう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ヤングマン四苦も八苦も何かある 年波寄れば今やレリビー(Let It Be)
いざよひ
2018/06/05 20:05
深読み勝手解釈 第1句の「ヤングマン」は先日若くして没した西條秀樹が、自分の曲の「ヤングマン(Y.M.C.A.)」の意味として、Young Man Can do Anythingの頭文字だ、と答えているので、この意を汲んでのことでありましょう。なおYMCAとはキリスト教青年会Young Men's Christian Associationの略という有力説があります。「Let It Be」の発音は「レリビー」て゜、これは言わずもがなのビートルズの歌であり、意味は<あるがままに、神の思し召しのままに、なるようになる>でありましょうか。ウィキによれば、「四苦八苦」とは、人間のあらゆる苦しみ。生・老・病・死の四苦と、それに愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦を加えた八苦とあります。
岡目七目
2018/06/06 20:46

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