見えてくること

 結婚した相手の性格,考え方や習癖は,結婚してみなければ,本当には分からないところが有る。結婚して一緒に暮らすことによって,初めていろいろなことが分かってくる。「結婚前とあととではこんなに変わるものか」とは,よく言われることだけれど,人は変わらない。結婚前には見えていなかったことが見えてくるだけで,そこが人間の愚かなところだ。
 人は誰でも「自我」を持っている。しかし,他人に対しては,それを抑えたり隠したりしていることが多い。ところが,いったん結婚してしまうと,時が経つとともに,装っていたガードが緩み,本来の自我が露骨に表れるようになる。結婚はしたけれど,時を経て離婚に至る例が少なくないのはそのせいだろう。
 結婚に限らず,人は,関係が深くなるほど,相手のことが見えてくる。「三つ子の魂百まで」と言うように,もともと人はそう簡単に変わるものではない。初めのうちは,隠れていたところに気付かなかっただけのことだ。
 加齢とともに,抑制力も衰え,自我を露わにする傾向は強くなる。しかし,そのとき大切なことは,そういう相手の全てを受け入れ慈しむことで,それが人としての「愛情」というものだと思う。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック