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zoom RSS 結婚摩擦

<<   作成日時 : 2007/05/14 21:45   >>

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 日本人と外国人との国際結婚が年々増えているという。だが,結婚した後に生じる問題は,生活習慣の違い,特に言葉が十分に通じ合わないことによる意思疎通の齟齬であるようだ。言語が違えば,思考形態も異なる。それは,言わば,「文化摩擦」の一種だと言えよう。目標を共にする仕事が有ったり,心底,相手と住む国が好きになり,全面的に融和同化できたりすれば良いが,生活習慣や思考形態が異なれば,周囲との人間関係の上でも,難しい問題が生じがちだ。ひいては,積み重なるストレスから精神的に病む状態を引き起こすことにもなりかねない。
 しかし,そのことは,日本人同士の結婚でも,同じことだと言えよう。事実,日本人同士の結婚と国際結婚との間で,離婚率にそれほど大きな差は無いという。
 日本人同士であっても,互いの生育環境やこれまでの生活習慣には差が有り,好みも価値観も完全に一致するとは限らない。愛欲が先行する当初は「手鍋提げても」という気持ちであったとしても,一緒に暮らすうちには,しだいに性格も露わになり,互いに不満も生じ,齟齬が嵩じると,破綻に至る例も少なくない。まして,日本人的な感覚で親との関係が絡むと,感情的なものも加わって,「文化摩擦」は大きくなる。もともと親同士は,当初から意思の疎通が十分であるとは限らないから,対立に巻き込むと,事はますます厄介だ。人が言葉を通じて理解し合えることには限りが有り,気持ちが通わなければ,齟齬は大きくなるばかりだ。それを解決するのも,最終的には夫婦の有り様に掛かってくる。
 国際結婚の場合,異なる文化を理解して認め合う気持ちが欠かせないように,日本人同士であっても,生育環境や価値観の異なる相手を理解して,互いに尊重し合い,いたわり合うことがたいせつだ。ところが,同一言語を使う間柄だけに,言えば解るという思い込みがあって,言葉で自分の意思に相手を同化させようとしがちで,かえって摩擦を大きくすることにもなる。言葉を安易に使うのは戒めるべきことだ。どんな親しい仲でも,「それを言ってはおしまい」ということも有る。言葉は,自分の思いを相手に押し付けるためではなく,相手のことをたいせつに思っているという気持ちを上手に伝えるためにこそ役立たせなければならない。
 人は,その時々の健康状態や精神状態にも左右されることが多いし,気の許せる間柄だと思うほど,甘えが生じ,心遣いも緩む。それらを理解し,相手の全てを包み込み,いたわり合う気持ちが欠かせないのが,人間関係の難しいところだ。特に夫婦には,二人で新しい国と文化とを作っていくくらいの心構えが必要だろう。

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