ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 未死

<<   作成日時 : 2008/12/04 19:36   >>

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 一日(半日でも)出掛けることが有った翌日は疲れが残って,心身ともに虚脱した状態になってしまう,ということは,若い元気な人には分かるまい。働いて収入を得る途が無くなると,新たな出費を要することに,先行きの心細さが募る,という気持ちは,たとえ今の暮らしは苦しいにしても,働ける可能性の有る人には分かるまい。心底楽しいと感じることも,張り合いに思えることも無くなった。老いるということは,そういうことなのだ。
 最近,「未病」という言葉を目にすることが多い。まだ「病気」の診断を下すまでにはいかないけれど,病気になる前段階の状態を言うようだ。
 漢文訓読で言う再読文字の「未」は,「イマダ…ズ」という意を表すが,ということは,やがてはそうなることを前提とした表現だと考えられる。「未明」は,遠からず明ける刻を表す。「未来」は,やがて来ることが予想されていて,熟語として使われるときは,「近未来」という語も生まれている。「未婚」は,いつかは婚姻することを前提にしている言葉だろうが,近年は,未婚のままで終わる人も増えているようだ。
 「未病」という言葉が有るのなら,「未死」という表現も使って良いと思う。人は,生まれた時から,いつかは訪れる死に向かって歩んでいる。特に加齢が進むと,遠からず死ぬことを前提にして生きているようなものだ。いつ死んでも良いけれど,「まだ死んでいない(生きている)」……。
 遅からず使用不能になりそうな徴候が有ったワープロ(10月29日既述)が,とうとう機能しなくなった。フロッピーに保存してきた通常のデータは,必要になったとき,その都度,変換ソフトを使ってパソコンに呼び出すこともできるけれど,機種固有の機能を使って作成した暮らしの記録が入っているフロッピーや,外字で記した部分などは,もはや呼び出し不可能だ。過去の暮らしの記録が喪われるのは,過去が消えてしまったことのように思われる。そうなる場合を予期していれば,ぜひ残しておきたい記録は,機器の機能だけに頼っていてはいけなかったのだと,今にして思う。機器もまた,いつまでも生きていると錯覚してはならないのだ。

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