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zoom RSS こだわり残る五山送り火

<<   作成日時 : 2011/08/10 20:35   >>

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 今年の京都五山の送り火は,例年以上に思い入れの深いものになるはずだった。大震災の津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の名勝の松に被災者の思いを込めたメッセージが書き込まれ,薪として燃やされると聞いたからだ。被災した人たちと思いをともにして,亡くなった人たちを送りたいと思っていた。
 ところが,原発から出た放射能に汚染されているのではないかという不安の声によって中止されることになったという。被災者の気持ちを踏みにじり傷つける,何という心無い決定だろう。66年前,広島,長崎に落とされた原爆の被曝者が,いわれの無い風評で差別された悲劇と重なって思われる。原爆の被曝者が,差別されることなく,ともに食卓を囲み,入浴する人に接したとき,いかに慰められ癒されたかという話を聞く。
 風評被害をもたらす「加害者」は,自己中心的な不安に囚われて,他人の痛みや苦しみを我が身のこととして想像することのできない,哀しい人たちだと思う。そういう人たちが少なくないということを更めて感じつつ,今年の大文字は,こだわりを残して見送らなければならないものになってしまった。
 10日朝の報道(「朝日新聞」)によると,「陸前高田市で薪を管理するボランティア団体から(別の)薪を送ってもらう約束を取り付け」,送り火で燃やすことに決めたというが,一度傷つけられた気持ちは,簡単に癒されるものではあるまい。

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