ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 木との別れ

<<   作成日時 : 2016/06/01 20:07   >>

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 「亡母の植えたナニワイバラが花盛りだ。ツバキの落花が一段落したところで,今度は,白い花びらを,日々,路面に散らしている。地面に散り敷く花びらは,それなりに風情の有るものだが,舗装された道に落ちては,土に帰ることもできず,アスファルトの上を近隣まで飛び散って,こちらは,掃除に追われることになる。しかし,花は命を全うして散るのだろうから,人は『おくりびと』の役を勤めるしかあるまい。」
 上掲の写真とコメントは,かつてブログに載せたもので,2009年5月9日の日付が有る。以後7年が経過し,毎年,伸びる枝を刈り,散る花びらを掃除してきたわけだが,年々体力の衰えを感じているので,この先「おくりびと」の役をいつまで勤められるか案じられ,今年の花が終わった機会に思い切って根元から伐り倒した。刺が硬く鋭いので,そのまま縛ってゴミの収集に出すわけにいかず,枯れて乾くのを待ってシュレッダーに掛けていたのだが,何年か前にシュレッダーが故障してしまってからは,自力で切り刻んで,透明な袋に入れなければならず,特に今年は太い幹の処理も加わったので,日数を掛けてようやく始末し終えたところだ。
 母が健在だったころ,綺麗に咲いている白い花を見た通りすがりの人から「挿し木をしたい」と乞われ,枝を切り頒けていたことも思い出すけれど,母も亡くなって14年になり,この木とも別れるときが来たと感じる。せめて写真だけは残しておくことにしよう。
 上記のブログには,「いつの日か亡母が植えたモチノキが,わが家の狭い庭で二階の屋根を越し,隣家の屋根の上まで枝を張って,どこまで巨きくなるか分からないのが気に掛かっていたので,蛮勇を振るって,広がった枝を伐採し,梢が伸びるのを止めることにした。」「高所での作業を終わって,幹だけを残した木を見上げながら,木の命ということを思った。昨日まで枝葉を繁らせ,鴬も訪れていた木の,伸びようとする命を止め,無惨な姿にしたことに,一抹の後ろめたさを感じる。」 とも記しているけれど,その木も,既に数年前,隣家に来ていた植木屋さんに頼んで伐ってもらい,今は切り株だけが残っている。他にも,私の力が及ばなくなりつつあることが増えていくばかりだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
花しげみさらぬ別れはうつそみの 刈りてこそ知れみ手のぬくもり
いざよひ
2016/06/02 20:00
深読み解釈<おばあちゃん。お花が大きく繁ってきて、手に負えなくなって、近所にも迷惑をかけるようになっちゃった。今生のお別れは人の世の常だけど、おばあちゃんが仏様になってからもう十数年たっちゃったね。そこで根元から刈り取っちゃった。ごめんね。昔よく手入れをしていたよね。花後の徒長枝を整理したり、樹形を整えたり。その優しい手の温もりが懐かしいなあ。おばあちゃん有難う。>
岡目七目
2016/06/03 20:21

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