ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS アランの言葉から

<<   作成日時 : 2017/10/29 21:09   >>

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 10月25日付「朝日新聞・夕刊(大阪本社版)に掲載されていた奈良・興福寺貫主・多川俊映師のコラム『こころの水鏡』の中で.超高齢化社会が予測される未来に向けての文化財の「伝世」についての思いに関連して引用されていた,「悲観主義は気分によるもので、楽観主義は意志によるもの」というフランスの哲学者アラン(エミール=オーギュスト・シャルティエ1868〜1951)の『幸福論』(1925)の中の,これまで寡聞にして知らなかった言葉を知って共感した。
 最近,加齢とともに体調面や経済上の不安を思うことが増えて,時に,我が身の行く末を心細く感じることが有るけれど,未来のことで取り越し苦労をしたり気に病んだりするのは愚かなことだと思い直している。
 これまで私は楽観主義で生きてきた。先のことを思い煩ってもしかたがないと思い,すべてはなるようになると考えて,現実に立ち向かってきた。今になって悲観主義に陥るのは,まさに老いの「気分」に左右されることにほかならないと思う。
 少年期に読んだ中原中也の詩集「山羊の歌」に在った,「これがどうならうと、あれがどうならうと、そんなことはどうてもいいのだ。/これがどういふことであらうと、それがどういふことであらうと、そんなことはなほさらどうだつていいのだ。/人には自恃があればいい! その餘はすべてなるまゝだ・・・・・・/自恃だ、自恃だ、自恃だ、自恃だ、ただそれだけが人の行ひを罪としない。」(『盲目の秋』)という一節がひそかな支えになっていたような気がする。私にとって「自恃」こそが楽観主義の根底に在る「意志」だったのだ。
 多川俊映師がアランの言葉を引用したのとは異なる想念だとは思うけれど,自分の生きかたとしては,この先も楽観主義で行きたいと思う。もっとも,今回の衆議院議員総選挙の結果を見るにつけても,社会の方向に関しては,気分として悲観主義にならざるをえないのだが,それももう「どうでもいい」ことかもしれない。

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内 容 ニックネーム/日時
幸はせは贈りあふにぞあらんかな やさしき言葉めぐりめぐりて
いざよひ
2017/10/30 20:47

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