ShoGのボヤキ念仏

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zoom RSS 諦めるとき

<<   作成日時 : 2018/04/29 17:18  

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

 新刊書の広告を見たり書評を読んだりして,買って読んでみたいと思う本がときどき有る。著者の訃報を聞いて,読み直してみたい著書も少なくない。しかし,視力の衰えとともに細かい字が読み辛くなり,集中力や持続力が弱まってくるにつれて読書の習慣が無くなり,本を購入しなくなって既に何年かが経つ。蔵書も若い人に譲ったものが多く,読書はもう諦めるときだと感じる。
 映画を観るのも同様で,近年は映画館に出掛けることが無くなったし,テレビからテープに録ってあった映画も,録画方式がDVDになり,機器も変わってしまったので,古い機器を繋いでVHSを観るのを面倒に思う。そういう意欲がすっかり無くなってしまったのは寂しいことでもある。
 世はゴールデンウィークを迎えて交通機関の混雑ぶりが話題になっているけれど,今の私には縁遠いことにしか感じられない。行楽や旅行に出掛けたいと思うことも無いではないし,たまには,まだ私よりは元気が残っている妻を観光や温泉に連れて行けば喜ぶだろうとは思うものの,何しろ体力が衰えているので,気力も萎えてしまう。旧知との交歓の機会も減るばかりで,訃報に接したときにお別れに行くことも危ぶまれる。肉親の葬儀さえ,遠隔の地だと出席が叶いそうでない。
 四月はブログを書くことも少なくなっていた。昨秋の大腸がん手術から半年が経過して,その後の状態を確認するための内視鏡検査を受けなければならなかったことと,前立腺がんの4年前から続けている定期的な診察の時期とが重なった上に,歯科の治療が加わり,食事を制限しなければならないことも有って,余計に体力が衰えると,出掛けた日の後は机に向かうのも億劫になっている。
 体力に加えて,経済力も心細くなるばかりだ。老朽化する一方の居宅のメンテナンスが気に懸かっていても,その余裕が無いし,家屋や外周りの日常的な手入れも滞りがちで,体力不足を補えるような新しい機器が欲しくても,思うに任せて購入するわけにもいかない。
 1月末に91歳で亡くなった映画監督の沢島忠さんが最後に撮りたい作品が一作だけ有ったものの,製作を引き受けてくれる会社が見つからないので,自主製作の費用を得るために宝くじを買い続けていたと聞いたけれど,私の場合,映画製作などという大それたことは望まない。日々の暮らしで,命の有るうちはまだ諦めたくないことがいくつか有るだけだが,それらも無理な望みになりつつある。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
諦観のこころ何かは思ふべき 歳ふれば知るあるがままこそ
いざよひ
2018/04/30 20:03

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