選挙の争点

 いよいよ参議院議員の選挙戦が始まる。民意の帰趨は分からないが,私は,安倍自民党には退いてほしいと願って,批判票を投じるつもりだ。しかし,「年金逆風」というような見出しで,年金問題が選挙の帰趨を決める最大の要因であるかのような取り上げ方をする報道には疑問を持つ。確かに,年金問題は自民党にとって逆風だろうが,私が自民党の敗退を願うのは,大きな理由が他にいくつも有る。それは,安倍政権の政治姿勢に関わることだ。
 改憲問題は,首相の年来の念願であるとしても,具体的な政策の上で,現場の実態に疎く,観念的な思い入れのみで実効性の乏しい法の制定を最優先させようとする短絡的な姿勢が認め難い。例えば,教育や公務員制度の問題だ。
 また,弱者の暮らしへの想像力と思い遣りとに欠け,格差を助長する,例えば,税制や福祉に関する施策も,改めてほしい。
 加えて,我意に沿う人たちだけを集めて推し進めようとする,言わば「お坊ちゃま政治」,例えば,閣僚や各種諮問機関の委員の人選などにも問題が多い。
 今,年金問題に偏って選挙民の目が向けられることは,安倍政権の基本的な問題点に対する批判が薄められ,年金問題だけで選挙結果が左右される印象になり,国政の方向にとって,むしろ危険なことだと思われる。

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